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Stellaris v3.0 対応 翻訳

バイパスのMOD制作

このページでは、移動手段としてのバイパス、特にワームホールとゲートウェイを変更する方法を説明します。

最初に次の違いを理解する必要があります。

  • バイパスは移動手段そのものです。自然のワームホールやゲートウェイというオブジェクトとは異なります。
  • 自然のワームホールとゲートウェイはバイパスを格納する入れ物であり、それ自体がバイパスではありません。

バイパスはcommon/bypass/xxx.txtで定義されます。

データ構造

プロパティ 適用対象 説明
name = <localisation key> すべて バイパス種別の名前。
is_pathfind = <yes/no> すべて yesなら経路探索がこのバイパスを使用できます。バニラでは常にyesです。
uses_action = <yes/no> すべて 実際の機能は不明。バニラでは常にnoです。
windup_time = <int>
winddown_time = <int>
すべて 艦隊が使用するときの準備時間/クールダウン。バニラではどちらも常に0です。
ftl_multiplier = <float> すべて FTL移動時間の倍率。0なら移動は即座に完了します。バニラでは常に0です。
icon_frame = <int>
galactic_map_tooltip_header = <localisation key>
galactic_map_tooltip_desc = <localisation key>
すべて 銀河画面に表示するバイパス種別のアイコンと、そのツールチップ。
ftl_ship_effect = <entity key>
ftl_bypass_effect = <entity key>
すべて バイパス使用時に表示するアニメーション効果。
animation_time = <int> すべて ジャンプアニメーションの再生を待つ日数。
always_active = <yes/no> すべて 原文の説明では、yesの場合でも何かを有効化/アップグレードしなければ使用できないとされています。また、この種別の無効なインスタンスは銀河画面に赤いアイコンを表示します。ただし後述の巨大構造物節では、yesにすると休止ゲートウェイが再稼働前から使用可能になると記されており、原文内で説明が矛盾しています。
remember_instances = <yes/no>
requires_exploration = <yes/no>
ペア型/一対全型 ペア型ワームホールではremember_instances = yesなら各ペアの探索が必要で、noなら不要です。一対全型ゲートウェイではyesなら各インスタンスの探索が必要で、noなら不要です。原文の検証によればrequires_exploration自体は実際には効果を持ちません。
extends_sensors = <yes/no> すべて 艦船センサーがこのバイパスの向こう側を見通せるか。
prerequisites = { tech_xxx } すべて 帝国がバイパスを使用する前に研究する必要があるテクノロジー。
connection_type 種別別 ペア型はone_to_one。一対全型はany_other(ゲートウェイ)またはscripted_connection(Lゲート)。
scripted_connection 一対全型 バニラではLゲートに使用します。
on_action すべて 艦隊がバイパスを使用したときに発生させるOn Action。
on_pre_explore すべて バニラのコメントでは、バイパス探索後に実行するエフェクトブロックとされています。ゲートウェイだけが使用しますが、ゲートウェイは探索を必要としないため実質的な意味はありません。
potential すべて バニラのコメントに説明がありません。何らかの条件と推定されます。ワームホールだけが使用しますがalways = yesなので、実際の機能は不明です。
country_can_use すべて 帝国がバイパスを使用できるか確認する条件ブロック。国家スコープで、FROMは目的地星系の所有者です。

Lゲートのスクリプト接続例:

scripted_connection = {
    node = {
        has_star_flag = lgate
    }
    nexus = {
        has_star_flag = lcluster1
    }
}

バニラのコメントによれば、ノードからネクサス、ネクサスからノードへの移動は可能ですが、ノード同士・ネクサス同士の移動はできません。

銀河へのバイパス設置

自然のワームホール

spawn_natural_wormholeエフェクトで自然のワームホールを生成します。

spawn_natural_wormhole = {
    bypass_type = <bypass type key, e.g. wormhole / gateway>
    orbit_distance = <int>
    orbit_angle = <int, 0-360>
    random_pos = <yes/no>
}

星系スコープでlink_wormholesエフェクトを使い、別の星系と接続します。このエフェクトには別の星系スコープをパラメーターとして渡します。

  • バイパス種別は一対全型でも構いません。この場合はワームホールを接続する必要はありません。ただしremember_instances = noにするか、各インスタンスを探索し、探索済みのもの同士だけを移動できるようにする必要があります。
  • バイパス種別にはalways_active = yesが必要です。自然のワームホールを有効化するエフェクトがないため、そうでなければ使用できません。

巨大構造物

巨大構造物は、バイパス種別を指定するbypass_typeプロパティを持ちます。詳細は巨大構造物のMOD制作を参照してください。

巨大構造物スコープでactivate_gateway = yesエフェクトを使うと有効化できます。

  • 巨大構造物同士を接続するエフェクトがないため、バイパス種別をペア型にしてはいけません。
  • remember_instances = noにする必要があります。そうでなければ各インスタンスを探索し、探索済みのもの同士だけを移動できます。これは自分で建設したものも同様です。国家についてバイパス種別のインスタンスを探索済みにするエフェクトはありません。
  • バイパス種別にはalways_active = noを推奨します。yesにすると、休止ゲートウェイが再稼働前から使用可能になります。ゲートウェイ建設拠点は関連するバイパス種別を持たないため、依然として使用できません。これが、建設拠点で銀河画面の赤いアイコンが表示されない理由でもあります。

出典: Stellaris Wiki — Bypass modding(原文更新日: 2022年3月4日、版ID 65698)
翻訳日: 2026年8月31日 / 対応バージョン: 3.0
本ページは原文Wiki(CC BY-SA 3.0)の内容を翻訳した非公式ファン翻訳です。