AIプレイヤー¶
AIプレイヤーとは、AIによって制御される通常の帝国を指します。人間のプレイヤーと異なり、AIはスクリプト化されたガイドラインとサブルーチンに従うため、比較的予測しやすい挙動を取ります。
なお、没落した帝国はAIに制御されているものの、ここには記載されていない特殊な挙動をいくつか持っています。詳細はそれぞれの記事を参照してください。
性格¶
以下の内容はすべてのAIに共通する一般的な挙動を説明していますが、一部のAIは「性格」によってこれらの挙動が変化したり上書きされたりします。性格の一覧とその影響については、AI性格を参照してください。
拡張¶
- AIプレイヤーは、以下の優先順位で各種の特徴を持つ星系に星系基地を建造します。
- ゲートウェイ / ワームホール / 入植可能な惑星
- 資源鉱床
- その他の星系
- AIプレイヤーは、以下の優先順位で各種の特徴を持つ星系の星系基地をアップグレードします。
- ゲートウェイ / ワームホール
- 巨大構造物
- 入植済みの惑星
- 未入植の居住可能惑星
- ハイパーレーンの要衝
- 居住不可能/その他の星系
- AIプレイヤーは、自国の最も近い星系からハイパーレーンで2跳躍以内の範囲にのみ星系基地を建造します。
- AIプレイヤーは、自国のいずれかの種族にとって居住性が35%以上の惑星にのみ入植します。
- AIプレイヤーは、常に植民船1隻・建設船4隻・科学船4隻を稼働させようとします。
- AIプレイヤーは、空き職業が2未満の惑星にのみ地区を、空き職業が3未満の惑星にのみ建物を建設します。
- AIプレイヤーは、最初のハイパーリレーを必ず首都星系に建造し、その後は隣接する星系から外側に向かって建造します。
- AIプレイヤーは、最初のハビタットを必ずコアセクターに建造します。
- AIプレイヤーがハビタットを利用できる数には上限があります。銀河サイズが「極小」の場合は基本2、「超巨大」の場合は基本10で、さらにゲーム難易度によって補正されます(民間人で半分、元帥で倍)。宇宙生まれの起源を持つ場合、この上限はさらに2倍になります。この上限には、未入植であっても自国の星系にあるすべてのハビタットが含まれます。
請求権¶
- 独立したAIプレイヤーは、自国の星系からハイパーレーンで4跳躍以内の星系にのみ請求権を主張します。
- 従属国であるAIプレイヤーは、自国の星系からハイパーレーンで2跳躍以内の星系にのみ請求権を主張します。
- AIプレイヤーは、以下の優先順位で各種の特徴を持つ星系に請求権を主張します。
- 直接隣接する星系
- 入植済みの居住可能惑星がある星系
- ゲートウェイ / ワームホール
- 資源鉱床
- その他の星系
- AIプレイヤーは、既に請求権を主張済みの星系に対して重ねて請求権を主張することはありません。
好戦性¶
- AIプレイヤーは、居住可能惑星のある星系に拡張できない場合、戦争を宣言する可能性が2倍になります。
- AIプレイヤーは、いかなる星系にも拡張できない場合、戦争を宣言する可能性が4倍になります。
- AIプレイヤーは、拡張できずかつ集合意識または暴走する同化機械である場合、戦争を宣言する可能性が10倍になります。
戦争¶
- AIプレイヤーは、開戦準備中または交戦中は宇宙軍許容量を超過することがあります。
- AIプレイヤーは、一度に1つの戦争しか宣言しません。
- AIプレイヤーは、特化した敵艦船に遭遇すると、それに対抗するため自艦の設計を変更します。
- AIプレイヤーは、宇宙軍許容量の少なくとも50%を使用しており、かつ侵攻用の地上軍を少なくとも6個編成している場合にのみ、戦争を宣言します。
- AIプレイヤーは、対象星系の敵対艦隊よりも艦隊戦力が20%以上優れている場合にのみ、その星系を攻撃します。
- AIプレイヤーは、宇宙戦闘で艦隊の50%を失うと必ず撤退します。
- この値は、AI性格に依存する「戦闘での勇敢さ」の値によって変動します。
- 戦闘での勇敢さが1.0の場合は損失50%で撤退、2.0の場合はどれだけ損失しても撤退しません。
- AIプレイヤーは、自国の星系数が3未満の場合、宇宙戦闘から撤退することはありません(戦闘での勇敢さは2.0に設定されます)。
- AIプレイヤーは、自軍の艦隊戦力が敵より低い場合、攻撃された星系を防衛することはありません。
- AIプレイヤーは、交戦中は艦船をアップグレードしません。ただし、敵艦に対抗するために必要であれば設計変更は行います。
- AIプレイヤーは、惑星の所有者に対する態度が敵対的でない場合は常に選択的軌道爆撃の姿勢を使用し、敵対的である場合は常に利用可能な中で最も強い軌道爆撃の姿勢(通常は無差別またはアルマゲドン)を使用します。
- AIプレイヤーは、ジャンプする艦隊の艦隊戦力が対象星系の敵対艦隊よりも33%以上優れていない限り、敵星系へFTLジャンプすることはありません。
- AIプレイヤーは、以下の優先順位で攻撃目標を選びます。
- 敵に占領されている自国の星系
- ジャンプドライブの使用で弱体化した敵対艦隊
- 植民地のある敵星系
- アップグレードされた星系基地がある敵星系 / 付近にいる敵対艦隊 / 請求権を主張済みの敵星系
- その他の有効な目標
奴隷市場¶
- AIプレイヤーは、エネルギーが1000未満の場合、奴隷を購入しません。
- AIプレイヤーは、エネルギーが3000を超える場合、奴隷を売却しません。
- AIプレイヤーは、ある惑星に失業POPが3以上いる場合、必ずPOPを売却します。
- AIプレイヤーは、帝国全体で失業POPが6以上いる場合、必ずPOPを売却します。
艦船¶
- AIプレイヤーは、建造可能であれば常に民間の植民船を使用します。
- AIプレイヤーは、技術を保有していれば必ずタイタンを建造し、保有惑星10につき追加でタイタン1隻を(最大15隻まで)建造します。
- AIプレイヤーは、最初の2隻のスターイーターが両方とも破壊された場合にのみ、新たなスターイーターを建造します。
その他¶
- AIプレイヤーは、強制スポーンされない限り「終末の日」起源で出現することはありません。この起源をうまく扱う方法を知らないためです。
- AIプレイヤーは、すべての伝統をアンロックするまで、野望の布告を使用しません。
- AIプレイヤーは、ある派閥の人口の50%を超えていない限り、その派閥を受容しません。
- AIプレイヤーは、いかなる資源についても備蓄の30%を超えて売却することはありません。
- AIプレイヤーは、同種の外交要請が拒否された場合、27年間は同じ要請を送りません。
- AIプレイヤーは、居住性が35%未満の居住可能惑星にのみ神聖化を行います。
- AIプレイヤーは、艦隊戦力が少なくとも40,000あり、かつガーディアンより艦隊戦力が20%以上優れている場合にのみ、ガーディアンを攻撃します。
- 殲滅主義のAIプレイヤーは、自軍の艦隊戦力が2倍を超えた時点でエンクレイヴを攻撃します。
- AIプレイヤーは、ゲーム開始から60年以上経過し、かつ「死すべき新入信者」の職業を3つ以上確保している場合にのみ、生贄の布告を使用します。
- AIプレイヤーは、以下の優先順位で他国への潜入を行います。
- 宿敵
- レベル2以上のクライシス帝国
- 同じ連邦に属さない隣国
- その他の帝国
- AIプレイヤーは、忠誠心が30以上に達すると、いかなる秘密の忠誠関係も終了させます。
- AIプレイヤーは、銀河皇帝との関係が「良好」または「優秀」である場合にのみ、帝国権威を強化します。
- それ以外の場合、関係の悪さに応じた確率で帝国権威を弱体化させることがあります。
- 銀河皇帝と宿敵関係にあるAI帝国は、可能な限り常に帝国権威を弱体化させようとします。
- AIプレイヤーは、繰り返し使用可能なアストラル・アクションより先に、一度限りのアストラル・アクションを常に使用します。
- AIプレイヤーは仮想現実の伝統を採用しません。
- AIプレイヤーは、志向と政策が許す場合、奴隷制を行います。
- AIプレイヤーは、狂信的な排他主義および/または殲滅主義でない限り、浄化を行いません。
- 殲滅主義でない場合は、追放または不妊化を使用します。
- 狂信的な浄化主義の場合は、殲滅または強制労働を使用します。
- 貪食する群れの場合は、加工を使用します。
- 断固たる殺戮機械の場合は、化学処理を使用します。
- AIプレイヤーは、たとえ性格・志向・政体が通常なら良好な関係につながる場合であっても、最初に接触した帝国に対して宿敵関係を宣言しがちです。
経済¶
AIプレイヤーは、常に以下の生産余剰を確保しようとします。
| 収入 | 条件 |
|---|---|
| エネルギー +25 | 常に |
| 鉱物 +50 | 常に |
| エキゾチックガス +4 | 常に |
| レアクリスタル +4 | 常に |
| 揮発性粉末 +4 | 常に |
| 食料 +10 | その資源を使用する場合 |
| 工学研究 +70 | 消費財 +10超(ゲシュタルト意識でない場合) / 鉱物 +30超(集合意識の場合) / エネルギー +25超(機械知性の場合) |
| 物理学研究 +70 | 同上 |
| 社会学研究 +70 | 同上 |
| 合金 +15 | 機械知性の場合 |
| 消費財 +10 | その資源を使用し、エネルギー +25超・鉱物 +50超・(使用する場合)食料 +10超のとき |
| 食料 +20 | その資源を使用し、工学研究 +70超・物理学研究 +70超・社会学研究 +70超のとき |
| POP +9000 | エネルギー +25超・鉱物 +50超・工学研究 +70超・物理学研究 +70超・社会学研究 +70超のとき |
POPと高度資源以外の目標をすべて達成すると、AIはすべての数値を以下の分だけ引き上げます。
- エネルギー +10
- 鉱物 +10
- 統合力 +10
- 合金 +10
- 工学研究 +25
- 物理学研究 +25
- 社会学研究 +25
- 消費財 +1(その資源を使用する場合)
引き上げられた新しい目標値をすべて達成すると、AIは再び同様に数値を引き上げ、これを繰り返します。
プレイヤーの創意工夫に対する対抗策として、AIプレイヤーは資源不足を未然に防ぐ、または解消するため、市場手数料なしで市場から資源を購入できます。より高い難易度では、AIプレイヤーは完全無料で資源を購入できるようになります。AIプレイヤーは、銀河市場にアクセスできる場合はそれを、できない場合は国内市場を使用します。
AIプレイヤーは市場で月次取引を行うことはなく、常に一度の操作で資源をまとめて購入します。
軍事構成¶
AIプレイヤーは、AI性格に応じて異なる艦船サイズや武器種を好みますが、状況が求める場合はその好みを無視します。AIプレイヤーは、研究済みのすべての船体サイズの艦船を建造しようとし、艦隊指揮上限が許す限り艦隊を統合しようとします。余剰艦は追加の艦隊に配置され、主力艦隊に追従します。AIプレイヤーは星系基地をアップグレードしますが、その周囲に防衛プラットフォームを建造することはありません。軍国主義・狂信的な軍国主義のAI帝国は、特にゲーム序盤や開戦準備中・交戦中において、研究よりも軍事に資源を優先配分します。
AIプレイヤーは常に地上軍10個(POP50につき追加1個、上限50個)を保有しようとします。地上軍輸送船は常に回避的な艦隊姿勢を使用します。AIプレイヤーは、以下の条件に基づいて1種類の地上軍のみを徴募します。
| 地上軍 | 条件 |
|---|---|
| 侵攻軍 | テレパシー技術なし かつ 遺伝子シード精製技術なし かつ (神経学習技術なし または奴隷を使用していない) かつ (ドロイド技術なし またはAI政策が「市民権」でない) かつ (遺伝子バンク技術なし または軍国主義/狂信的な軍国主義でない) |
| 奴隷軍団 | 神経学習技術があり奴隷を使用している かつ テレパシー技術なし かつ 遺伝子シード精製技術なし かつ (遺伝子バンク技術なし または軍国主義/狂信的な軍国主義でない) |
| ロボット軍団 | ドロイド技術がありAI政策が「市民権」 かつ テレパシー技術なし かつ 遺伝子シード精製技術なし |
| クローン軍団 | 遺伝子バンク技術があり軍国主義/狂信的な軍国主義 かつ テレパシー技術なし かつ 遺伝子シード精製技術なし |
| 超能力軍団 | テレパシー技術がある かつ 遺伝子シード精製技術なし |
| 遺伝子強化兵軍団 | 遺伝子シード精製技術がある |
| ハンターキラー軍団 | 適応型戦闘アルゴリズム技術なし |
| バトルフレーム軍団 | 適応型戦闘アルゴリズム技術がある |
出典
AI players - Stellaris Wiki(revision 115417、原文更新日 2026-05-11)を翻訳。CC BY-SA 3.0の下で提供。翻訳日: 2026-08-21 / ゲームバージョン: v3.14 / 非公式ファン翻訳(Paradox Interactiveとは無関係)。